1. 渡邊 壽信氏の基本プロフィールと経歴
渡邊 壽信/東京きらぼしフィナンシャルグループ 代表取締役社長、きらぼし銀行 取締役頭取
1962年生まれ。1985年東京都民銀行入行。2011年融資管理部長、2014年執行役員融資統括部長に就任。2017年東京TYフィナンシャルグループ取締役、2018年東京きらぼしフィナンシャルグループ代表取締役副社長、きらぼし銀行取締役頭取に就任。2020年より現職。
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座右の銘:「着眼大局、着手小局」 全体を大局的に捉え、大きな目的を定める。ただし、検討に時間をかけすぎず、行動はできるだけ早く、小さく始める。間違いは軌道修正し、大きな目的に対してブレていないかを確認しながら進める。頭取になったときから、常に意識している言葉。

○現職
株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ 代表取締役社長
株式会社きらぼし銀行 取締役頭取
○生年月日 1962年8月16日生
○出身地 東京都
○最終学歴 1985年3月 中央大学商学部 卒業
○主要経歴
| 1985年4月 | 株式会社東京都民銀行 入行 |
|---|---|
| 2012年7月 | 同行 参与 融資管理部長 |
| 2013年10月 | 同行 参与 融資統括部長 |
| 2014年6月 | 同行 執行役員 融資統括部長 |
| 2014年10月 | 株式会社東京TYフィナンシャルグループ リスク管理部 ゼネラルマネージャー |
| 2015年6月 | 株式会社東京都民銀行 執行役員 日本橋支店長 |
| 2016年7月 | 株式会社東京TYフィナンシャルグループ 営業戦略部部長 株式会社東京都民銀行 執行役員 営業統括部長 |
| 2017年6月 | 株式会社東京TYフィナンシャルグループ 取締役 株式会社東京都民銀行 取締役 常務執行役員 |
| 2018年5月 | 株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ 代表取締役副社長 株式会社きらぼし銀行 取締役頭取 |
| 2020年6月 | 株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ 代表取締役社長 |
2022年6月 同社 代表取締役社長グループCEO(現職)

渡邊 壽信は「地域貢献」を経営の重要な柱として掲げ、特にスポーツ振興を通じた社会活性化に力を入れています。サッカー(FC東京との連携)、マラソン、大学野球などの支援に加え、陸上棒高跳びの澤慎吾選手やスピードスケートの岩佐暖選手といったトップアスリートを行員として積極的に雇用し、競技と仕事の両立を支援する取り組みは「東京都スポーツ推進企業」として認定されるなど高い評価を得ています。また、自身も学生時代まで野球をプレーし、その後は学童野球の指導者としても活動してきた経験から、高校野球大会への協賛など次世代を担う若者たちへの支援にも熱心です。これらの活動を通じて、地元地域の持続的な発展と次世代につながる社会づくりを目指しています。
2. 経営戦略とパーパス:「TOKYOに、つくそう。」
渡邊氏の経営の核にあるのは、2024年度からスタートした中期経営計画と、グループパーパス 「TOKYOに、つくそう。」 です。
「金融にも強い総合サービス業」への脱皮
渡邊氏は、従来の融資業務だけでなく、事業承継、M&A、スタートアップ支援 などのコンサルティング機能を強化。「銀行」という言葉に縛られない柔軟な組織作りを推進しています。
デジタル戦略の旗印「UI銀行」
2022年に開業したデジタルバンク UI銀行 は、渡邊氏が主導したデジタル戦略の象徴です。既存のネットバンキングの枠を超え、迅速かつ低コストで新しい金融体験を提供することを目指しています。
3. 最新のニュースと動向(2025年〜2026年)
2026年現在、渡邊氏は「金利のある世界」への回帰や、さらなる組織改革に注力しています。
- 「金利のある世界」への対応(2026年1月):
日本経済新聞のインタビューに対し、マイナス金利解除後の経済環境において「経済成長への具体的な施策」の重要性を強调。地域金融機関として、顧客企业の生産성向上を支援する姿势を改めて示しました。 - 組織改正とガバナンス強化(2025年7月):
迅速な意思決定を可能にするため、経営企画と人事を一体的に運営する「経営本部」をきらぼし銀行内に新設。渡邊氏直轄の体制を強化しました。 - ウェルビーイングとESG経営(2025年12月):
日経BPなどのメディアで、社外取締役の髙橋ゆき氏と共に「幸せ循環の未来」について対谈。従業员のエンゲージメント向上を企业価値に繋げる「ウェルビーイング経営」を推進しています。 - デジタル・非金融サービスの拡大(2024年〜2026年):
UI銀行を通じた関西電力との提携など、ゼロカーボン社会の实现 に向けた異業种连携を加速。デジタル领域での顧客接点の拡充を図っています。
4. 渡邊 壽信氏の人物像と評価
渡邊氏は、旧3行の文化を融合させた「きらぼし」ブランドの定着に成功した立役者と評されています。インタビュー等では、常に「対面とデジタルの融合」を説き、地域に根差したフェイス・トゥ・フェイスの信頼関係を重视しつつ、最先端のテクノロジーを柔軟に取り入れるバランス感覚が高く评价されています。
5. まとめ:今後の展望
渡邊壽信社長率いる東京きらぼしFGは、2026年度までの中期経営計画の完遂に向け、「収益力の向上」と「自己資本の充実」を最优先課题としています。特に、优先株式の償还に向けた財務健全化と、東京圏における「プラットフォーマー」としての地位确立が、今後の大きな焦点となります。